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トランス式USBDAC2号機の製作

 トランス式USBDACは気に入っているのですが、何しろデカイのでせっかくバスパワー式なのにポータブルな感じではありません。 実はヤフオクで手に入れたトランスにはかなり小さいものもありまして、それを使って小さいのを作ろうかと思い立ちました。 その顛末を一席、

 トランス   今回使うトランス

 今期使おうと思うトランスはタムラ製のTHS-3という型番のもので1次;2次=600Ω:60KΩ、巻き線比 1:10となっています。前回のデカいトランスと同じです。今回もぺるけさんのサイトの記事を参考に定数を「てきとー」に決めて、あとは聴感で調整という事にしました。

 今回は小さく作ることも目標ですから、キットの基板もトランスもいつも使っているユニバーサル基板1枚の上に載せてしまおうと考えました。 それで、出来上がったのがコレ。

 基板表  基板裏   左:表 右:裏

 基板側面   側面

 付属のフィルムコン0.022μFは海神無線で売ってる黒いPPS。ケミコンは千石の地下指定の容量のを調達。 LPFはコイルを使わないRCフィルターとしますが、抵抗はこだわってタンタル抵抗、コンデンサは表面実装用のPPSを基板裏側に取り付けます。使い勝手が良いようにキット基板の青色LEDを生かし、その隣にUSB typeBのメスコネクタを配置します。 miniUSBプラグの付いたケーブルを切って写真のように配置します。 このトランスも巻き線比が大きいので、出力電圧を落とすためのアッテネーターを出力側に置きます。 これを収めるケースですがタカチのアルミとプラスティックのハイブリッドのものを選びました。 残念ながら、ケースの幅が基板の幅より少し大きいので、ケースの基盤保持用のスリットが使えません。ケースの外にネジ頭が出るのは避けたいので、ちょっとひと工夫。 テープで貼るタイプのスペーサーがあったので、これを使います。  

 底板  基板配置   左:底板 右:基板配置

 支持構造   支持構造

 出力はRCA端子とミニステレオジャックの2WAYにしました。

 出力を配線    出力を配線

 ケースに収めるとこうです。 フロントパネルのUSB端子の位置を間違えたため穴を横に広げなければならず、かっこ悪くなってしまいました。

 完成像1  完成像2   完成像

 この状態で聞いてみましたが、スッキリして透明感があり、良い音です。 これも無調整で完成としてよさそうです。  


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