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FET差動バッファ式USBDACの製作

 LCFのみのUSBDACは何かいじりたくなる音です。 ケースの中もスカスカだし。 で、FET差動バッファ式に改造を試みる事にしました。 

 

といっても、LFC基板をUSB電源のFET差動バッファ基板に差し替えるだけです。 そんな風に甘く考えていました、ハイ。 おかげでエライ目にあいましたが・・・  まず部品の調達ですが、大半の部品はアキバの千石の地下と秋月で手に入るとふんで、コイルだけは2.7mHというのがなかなか入手困難だし、ぺるけさんのところにお願いするのは申し訳ないし、で、久しぶりにRSコンポーネンツから取り寄せる事にしました。 RSコンポーネンツのサイトには2.7mHのコイルもいろいろ載ってます。 写真からなので、イメージが湧きにくいのですがPanasonic製のなんか作りの良さそうなコイルがあったので、5個単位でしか売ってくれないのは問題ではありますが、発注しました。

 ところが、届いてみたら・・・
onlyLC 届いたコイル (右は比較のためのFET)

 デカっ!

 これでは、ぺるけさんの指定の基板には大き過ぎて載りません。 そこで普段使っているユニバーサル基板上に作る事にしました。 これならばサイズ的にだいぶ余裕があります。 ここで素直にパターンをそのままコピーしておけば良かったのですが、つい欲を出してしまい、パターンをいじって、FET同士を熱結合させたり、出力を引き回して、基板のはしで端子台に繋いだりしたら、見事に玉砕。 3回基板を作り直すハメになりました。 結局、ぺるけさんのパターンにできるだけ忠実な部品配置に戻したら、ちゃんと稼働しました。

 それがこれ・・・
onlyLC

 AKI-DACの出力コンデンサを基板上に移してある事と、基板の空きスペースに電源周りの配線をしてある事以外はほぼオリジナルの部品配置です。 差動バッファのFETは手持ちの2SK170BL、定電流回路用のは2SK30Aを使いました。 抵抗類はREYとKOAの1/4Wの混成部隊。 コンデンサは出力部はPMLCAPの4.7uFを使いましたが、それ以外のフィルムコンはAPSのポリプロです。ケミコンはOSコン指定のもの以外はサイズ重視で秋月で売っている一般品を使いました。


 ケースに組み込むとこんな感じ。

onlyLC


 音は、だいぶ良い感じ。 旅行のお供はこれになりそうです。



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