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SDTrans384使用記
このカードプレーヤーはSDカード上のWAVファイルとDSDフォーマットのファイルを再生してS/P DIF または I2S として送り出すというもので、WAVは192Hzまで、DSDはDSD384まで対応するという凄いものです。
SDTrans384全景
電源としてDC5V0.5A以上を作らなければなりませんが、テスト用に5Vのスイッチングアダプタが付いてきたので、これを使ってS/P DIF出力でいつものテストソースを試聴しました。 この段階でもそれなりの音がしています。 専用電源をどうするか考えましたが、液晶表示を見やすく、各コネクタ類の接続も容易にすることを優先して、球バッファでやったように、電源ボックス上に基板をマウントする方式にしました。
で、リード製のアルミボックス内に電源を組み込み、上面に基板をマウントする事にしました。 箱の中はこんな感じ。
ボックス内部
いつもの安井式電源フィルタを通しRSのトロイダルトランスを経た後、SBDでブリッジ整流しLT0083で安定化しました。
これで、スイッチングアダプタと聞き比べましたが、当然こっちの方が上。 音場がすっきり広がり、かなりいい線です。 操作性が良くなるようにワイヤードリモコンを付けられるようボックスにアダプタも組み込んで完成。 側面にコネクタ類をまとめました。
箱の側面
S/P DIFも悪くはないですが、やはりI2S接続を試したい。 この基板にはHDMIコネクタを使ったI2S出力も付いており完成品のDACはこれを使うのが本筋と思いますが、そのためのインターフェイス作りがめんどいので、ピンヘッダで出ている方の出力をとりあえず使う事に。 で、藤原さんの基板のインターフェイスに合わせるためのアダプターを作りました。
アダプター
ついでに、ワイヤードリモコンはこんな感じ。
ワイヤードリモコン
で、全部組み立てて稼働させたのがこれです。
完成像
実に良いというか、現在の入力インターフェイスとして最高の音です。 このあと、ハイレゾやDSDを試すのが楽しみです。
つづく・・・