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ElectrArt さん作:SDRAM DAI基板の試用
ElectrArt さんが頒布されたSDRAM DAI 基板を入手しました。 プロの職人さんに製作を依頼されただけあって実に良い仕上がりです。 とりあえず使ってみましたので、そのご報告。
申し込みをして届いたのがこの基板です。 光入力用のレシーバが入手困難になったとのことで、これが未実装のヴァージョンですが、どうせ光は使わないのでかえって好都合です。
頒布されたSDRAM DAI 基板
このままではもちろん使えず、電源と入出力関係のものを用意しなければなりません。 電源は5V0.2Aの単電源で良いとのこと。 入力はSP/DIFですが、出力フォーマットは24bit右詰め。 手持ちの完成品のDACの中でこれに対応するのは、藤原さん頒布のDAC1794とDAC1242ですが、最近よく聴いていて音の違いが分かりやすそうなので、DAC1242に繋いでみることにします。
で、使い勝手を良くするために、こんな風にサポートボードを作って、その上に載せてしまいました。
サポートボードに載せる
サポートボード上に設定用のジャンパー3つ、SP/DIF入力接続用の端子、電源入力端子、藤原さん方式の出力ソケット、青木式シャントレギュレーター電源駆動のリップルフィルター付き定電圧回路が載っています。
DAC1242の方はふたをしめるのは諦めて、2階建て構造にします。
ピンを立てる
DAC1242基板の固定ネジをはずしてサポートボードを載せるためのピンを立てます。
この上にサポートボードごと載せるとこんな具合。
サポートボードとの2階建て
もともとのDAI出力をはずして、SDRAM DAIの出力につなぎ、元々のDAI用の電源も繋ぎ替えます。 で、取り敢えず音出しに成功したので、リスニングルームに持ち込んで試聴
ソースはいつものワルツ・フォー・デイビーにカンターテドミノ、ムソルグスキー歌曲集の3つです。
間違いなく情報量はずば抜けてます。 ウッドベースのリアルさが凄い。 ただ、空間分解能は、もとのままの外部クロック使用状態の方も負けてないし、合唱の残響も元の方が好ましい感じ。 搭載されている水晶発振器の精度と、3.3Vを基板上で作るため3端子レギュレータが使われている点がマイナスポイントではあるのでしょうが・・・ でもこれは甲乙付け難い。 近日中にDAC1794でも試してみたいと思います。
追記:
その後、別のソースを色々と聴いてみましたが、やっぱりこれは凄いです。 リアリティーが違うと感じさせるソースがいくつも出て来ました。 これは手放せなくなりそうです。
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