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emeraude et AQUA 製作記
AQUA も emeraude もお気に入りでしたが、それぞれ作り損なった時のために予備の基板を入手してありました。 そこで、2号機を作るについては、2つを同一筐体に入れて直結してしまおうと思いつきました。 プロジェクトに何かふさわしい名前を付けたいと思いましたが、なんも思いつかず、結局まんまの呼び方になってしまいました。
まずは、emeraude の方ですが、抵抗に別のものを使ってみたいと思いました。 AQUAではVishey VSRが抵抗として標準とされており、実際にそれで良い音がしているので、emeraudeも、AQUAに合わせてみようと思い、少々予算的に厳しいのですが、奮発してみました。
emeraude 2号基板
emeraude :拡大
半導体類は、1号機と同じです。 コンデンサ類も周波数補正用のもの以外は1号機と同じです。 補正用の0.047μFはASCを使いましたが、サイズが大きすぎたため、このように裏面に取り付けました。
emeraude :裏
裏面には更にブリーダー抵抗としてRS-2Bの470Ωを取り付けてあります。
さて、続いてAQUAです。 こっちは、完成度が更に高く、あまりいじる余地はないのですが、電源回路に3端子レギュレーター4個使われており、できればシャントレギュレーター利用の青木式定電圧回路に置き換えたい。
そのため、ミニ電源を作ってみました。
青木式シャントレギュレータ電源
左の小さいの2個が10mA以下のもので定電流源として、FETのK170を利用しています。 また右の2つはより大きな電流を扱うため、トランジスタのVBEが一定であることを利用した定電流回路を採用しています。 実装の都合で、片方はピン配列が逆になるようにしました。
で、実装してみたのがこれ・・・
AQUA 2号基板
ケースはemeraudeに使ったタカチのが良かったので、同じシリーズで1つ大きめのを用意しました。
全部を取り付けたところ、横から
パネルはこんなふう
前上方から
後上方から
サーキットブレーカーはemeraude1号機に使ったのと同じもの。 トランスはRSで扱っているトロイダルコアのものです。 可変抵抗器は1号機で使ったやつの兄貴分にあたるもの。 大きい方が扱いがらくなので、こっちを使ってみました。 AQUAの方の電源だけいつもの安井式電源フィルターを通します。 I/V変換トランスはhotREDに以前使ったルンダールを流用します。
完成像
音出しは一発で成功しましたが、ちょっと音量不足です。 で、あまり気は進まなかったのですがプリアンプゲイン調整用の22KΩを47KΩに変更しました。 これで、完成。 音は、ちょっと硬いです。 きりきり締め上げてる感じで、解像度は恐ろしく高い。 VSRの音が支配的となりすぎた? でもまあ、しばらくエージングが進んだら、かなり私好みな音になりそう。
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