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楠式DAC製作の失敗...その後、自作ヴァージョンでのリベンジ(TDA1543)
ラジオ技術誌のDAC基板が望外の成功だったのに気を良くして次に挑んだのが楠式ノンデジフィル・ノンオーバーサンプリングのDACでした。
これは結局失敗だったのですが、その後、雑誌記事の仕様を一部変更して作り直したら、いとも簡単に音が出てしまいました。 このページではその顛末を一席
MJ誌のDACコンテストで異色のDACとして楠さんのノンデジフィル・ノンオーバーサンプリングのDACが紹介され、その後、この方式でTDA1543のDACを使ったDACの製作記事が掲載されました。 これを見て、当時低予算で出来るというところに引かれ、製作を敢行。 しかし、全く音が出ず。 都合3回、基板から作り直し結局断念しました。 今思うに、片面ベタアースの基板の扱いが下手で、どこかで間違った短絡箇所が出来ていたのでしょう。 しかし、当時はハンダ付けが下手で半導体を壊したのだと思い込み、結局あきらめて、作りかけの基板はほったらかしになっていました。 その後、ネット上で楠式の変種が色々と作られているのを見聞し、自分なりの変更を加えたのがこれです。
楠式変法自作DAC
今度はちゃんと音が出ました。 のみならず結構いい音で、当時レファレンスとしていたPCM1704使用のDACを一部凌ぐところがあり、あせりました。 楠式の本家との違いは実装方法の他、エンファシス回路を省略していること、リクロック回路にTCXOを使用していること、そしてTDA1543が2パラになっているところです。
いずれ、これを発展させるつもりだったのですが、jinsonさんの4パラエピに巡り会い、この自作DACの方は役目を終えたと考え解体しました。
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