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青木さん頒布エメロード(LM3886使用ミニパワーアンプ)の製作

 青木さんがご自分で使う目的で小出力のパワーアンプを企画され、基板を頒布されました。 ネット上で流れている作られた方の評判も上々だし音の傾向がAQUAにぴったりのようです。 そこで、青木さんに基板を分けて頂きました。


アンプ基板   アンプ基板組み立て前

AQUAと同じく、小型化にも心血を注がれた結果が伺える基板です。 実は、漠然ともう少し大きめの基板をイメージしていたので、届いた基板を見て小ささに驚きました。 このため、あらかじめ用意していた部品が幾つか大きすぎて使えず、あらたに秋葉に走りました。 抵抗は買い直そうかとも思ったのですがぎりぎり乗っかったので当初の予定通りDaleのRN60にしました。


アンプ基板2アンプ基板1   アンプ基板組み立て後
え?蟹? なんで私が作るとこうなるの。

取り敢えず、組み立ててみました。 整流用SBDは青木さんのお使いのものと同じ。ノイズ対策用のコンデンサは岡谷製のポリプロピレンフィルムのを使ってみました。 2.2μFのコンデンサは青木さんがお使いのと同じEROの1826。 発振止めの10pFと33pFはディップトマイカ。 高域補正用にはEROの1813を使っています。 ミュート制御はCRDではなく2SK30を使用。 オペアンプは青木さんと同じOP275を使うことにします。 電源用のFETは手持ちがあったので、J200/K1529ではなく、一回り大きめのJ201/K1530を使ってみました。
以前、別の目的で、東急ハンズで作ってもらったまま使わずに終わった銅製のキューブに3.0mmビス用の穴を開けたものを写真のように使って基板をケースに固定の予定。 放熱は果たしてどうでしょう? 基板裏にはブリーダー抵抗としてRS-2Bの470Ωを取り付けました。 トランスはRSの225VAのを用意しました。 まだ、ケースが届かないので、組み立て終わらず音出しはお預けです。

で、ケースが届き組み込んでみました。

アンプ全景    アンプ全景

アンプ内部    アンプ内部 反対側から

ケースはタカチ製のフィン付きのもの。 このタイプは初めて使ってみたのですが、確かに人気があるだけあっていい感じです。 基板は銅製のキューブを介してケースに固定。 アッテネーターは青木さんがお使いのと同じ2P-601を使い、シャフトを延長して信号経路の短縮を図ります。 サーキットブレーカーは鈴○の安売品を使用しました。 電源ランプをどうしようか考えているとき、東急ハンズで100Vの電球と差し替えて使えるLEDランプを発見しこれを使うことにしました。 ちょっと高いけど、簡単だし光りっぷりもなかなか良いです。


LED   電源表示用LED

青木さんの作例に比べるとかなり大振りですが、その分熱対策上は有利で、しばらく聞いていてもケースの温度は変わりません。 それでも、普段使っているラックスのパワーアンプに比べたら、かなり小さいです。

M07と   完成図正面像(下はM-07)

メインシステムに繋いで、聞き始めていますが、パワーは十分あります。 あきれるほど高解像度で私好みの見晴らしの良い音です。 低音の出方は独特で、低い周波数までちゃんと聞こえ音程も曖昧になりませんが、厚みというか量感は控えめです。 このあたりは好みが分かれるところだと思いますが、低音が出ない訳ではなく、音質的にはAQUAに通じるものがある、これが青木さんの音なのだなあとあらためて惚れ込んでいます。 基板は2枚分けていただいてあり、BTL化することも考えていたのですが、このままでいいかなと思い始めています。


 

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