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藤原さん配布 A6H SLIM ヘッドホンアンプの製作
パワートランジスタ1石のヘッドホンアンプは簡単な割に良い音がして、音楽鑑賞用にはこれでも十分なのですが、よりオーディオ的に、例えばDACのパーツの追い込みに使ったりするには限界があります。 そこで、少し大きめのケースに入れても良いのでリファレンス用のヘッドホンアンプを作ろうと思い、藤原さんのヘッドホンアンプの基板が再配布になったのを分けて頂きました。
早速組み立ててみたのがこれです。 今回も部品にはちょっとこだわってみました。 抵抗類は10KΩ以下はDaleのRS-2B。 22KΩはスケルトンの金皮。入力部の1MΩは手持ちのものですが、やはり高精度のものです。 コンデンサ類も100pFは音響用のスチコン、0.01μFはEROのポリカーボ MKC、ケミコンも1個、PTコンを使ってみた他は、AQUAで使ったセラミックの47μFに置き換えました。 入力部は日通工のポリプロフィレンフィルムのやつです。 トランジスタはパワー段以外は、ローノイズタイプのA1391とC3382を使い、パワー段はオプションのIRF610とIRF9620を分けて頂きました。
アンプ基板
電源は藤原式ディスクリート電源基板があったのでこれを使います。 抵抗やコンデンサは一般的なものです。 オペアンプはNE5534を使いました。
電源基板
いつもの安井式電源フィルターを通した後手持ちのノグチトランス製のトランスからAC18Vを電源基板に繋ぎ正負15Vを取り出してr左右それぞれの基板に給電します。
全体像
正面像
ケースに全部組み込んだところです。 タカチのYM-300にごくオーソドックスに入れました。 入力部に2連Aカーブの50KΩボリュームを入れてあります。つまみは最近この古風なのがお気に入り。
音ですが、さすがに手間ひま掛けただけのことはあり、きわめてクリアかつリアルです。 もくろみどおりの音に仕上がりました。 4ぱらえぴの出力をいれると出てくる音はものすごいことになってます。
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